平成29年度 福岡逓信病院 病院指標

※2019年4月1日より福岡中央病院に変わりました。

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 186 24 9 12 47 70 210 272 306 87
　平成29年度に退院された患者さんの年齢別階級別患者数を掲載しています。
当院の入院患者さんは、60歳代が17％、70歳以上が全体の54％とご高齢の方が多く、地域の高齢化を反映しています。
　また、0歳～10歳代の患者さんの割合が全体の17％を占めており、乳幼児～ご高齢の方まで幅広く医療を提供しています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 労作性狭心症等に対する心臓カテーテル検査 108 3.05 3.06 0 70.63 心臓カテーテル検査
050050xx02000x 労作性狭心症等に対する経皮的冠動脈形成術等 47 4.96 4.71 0 73.72 PCI
050130xx99000x 心不全　手術なし 38 47.16 17.95 17.5 84.3
060102xx99xxxx 大腸憩室　手術なし 38 1.92 7.89 0 64.77 TCS
060100xx99xxxx 大腸ポリープ　手術なし 26 1.21 3.00 0 64.62 TCS
平成29年4月～平成30年3月に内科を退院された患者さんを対象にDPCコードの上位5位を掲載しています。
内科では、心臓カテーテル検査や大腸内視鏡検査の実績が多く、それに伴い労作性狭心症に対する経皮的冠動脈形成術の実施や大腸ポリープ、大腸憩室の診断が多くなっています。また、心不全に対する治療後、地域包括ケア病棟において在宅復帰に向けた支援を行っているため、平均在院日数が全国平均を大きく上回っています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x6xx 乳房の悪性腫瘍　手術なし　化学療法あり(トラスツズマブ） 27 3.19 4.56 0 62.96
060020xx99x6xx 胃の悪性腫瘍　手術なし　化学療法あり 17 6.0 6.41 0 61.94
090010xx99x40x 乳房の悪性腫瘍　手術なし　化学療法あり(シクロホスファミド） 16 3.56 4.64 0 66.44
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの） - - 11.57 - -
060335xx02000x 胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術 - - 7.61 - -
　平成29年4月～平成30年3月に外科を退院された患者さんを対象にDPCコードの上位5位を掲載しています。
外科では、乳がん及び胃がんに対する化学療法（抗がん剤治療）が上位を占めています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 気管支喘息　手術なし 44 4.31 6.42 2.22 6.38
040090xxxxxx0x 急性気管支炎　手術なし 42 4.26 6.02 2.38 1.6
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎　手術なし 30 5.39 6.09 0 4.8
150010xxxxx0xx ウイルス性胃腸炎　手術なし 27 4.09 5.40 0 3.5
150020xxxxx0xx 細菌性腸炎　手術なし 13 3.0 7.24 0 8.23
　平成29年4月～平成30年3月に小児科を退院された患者さんを対象にDPCコードの上位5位を掲載しています。
当院小児科では、未就学児の気管支喘息の患者さんが多く、次いでの急性気管支炎、インフルエンザとなっています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020320xx97xxx0 白内障、水晶体再建術　片眼 49 4.0 2.85 0 76.47
　平成29年4月～平成30年3月に眼科を退院された患者さんを対象にDPCコードを掲載しています。
当院眼科では、白内障に対する水晶体再建術を施行しました。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎骨折　手術なし 24 44.3 20.57 4.55 81.09
160800xx99xx0x 股関節大腿近位骨折　手術なし - - 15.97 - -
070230xx99xxxx 膝関節症　手術なし - - 14.04 - -
160980xx99x0xx 骨盤骨損傷　手術なし - - 20.45 - -
160720xx99xxxx 肩関節周辺の骨折　手術なし - - 17.37 - -
　平成29年4月～平成30年3月に整形外科を退院された患者さんを対象にDPCコードの上位5位を掲載しています。
整形外科では、胸椎・腰椎、膝関節の骨折に対する保存的治療が多くなっています。当院では、急性期病棟での治療後、地域包括ケア病棟において在宅復帰に向けた支援を行っているため、ご高齢の方に多い胸椎・腰椎圧迫骨折の平均在院日数が全国平均を大きく上回っています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - 23 1 7
大腸癌 - - - - - 15 1 7
乳癌 2 18 - - - 31 1 7
肺癌 - - - - - 2 1 7
肝癌 - - - - - 3 1 7
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
　平成29年4月～平成30年月に退院された患者さんを対象に掲載しています。　5大がんと呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの数を初発の病期分類と再発に分けて集計しています。初発とは、当院において当該腫瘍の診断あるいは初回治療を実施した場合です。再発とは、初回治療後、当院において診療した場合です。
　当院では、乳がんについて検診を行っており早期に治療を開始できています。また、他の病院で手術後、治療後の経過観察目的での患者さんを受け入れているため再発の患者さんが多くなっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 9 10.9 64.9
中等症 25 32.76 84.64
重症 6 123.5 92.5
超重症 3 77.67 87.3
不明 - - -
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に掲載しています。市中肺炎とは、普段の社会生活でかかる肺炎のことであり、重症度は市中肺炎診療ガイドライン（日本呼吸器学会）の重症度分類（A-DROP）により分類しています。この指標は、細菌による肺炎を集計していますので、インフルエンザウイルスなどによる肺炎や食べ物の誤嚥による肺炎などは含まれていません。
　当院では、軽症の患者さんの平均年齢が64.9歳、平均在院日数が10.9日であるのに対して、中等症以上では平均年齢が80歳を超え、平均在院日数も１ヶ月程度となり、ご高齢の方の治療には時間を要することがわかります。重症の患者さんの平均在院日数が123.5日になっていますが、これは肺炎治療後、当院の療養病棟で療養を継続された方の595日を含んでいるため、残りの5名の方の平均在院日数は29.2日です。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 2 20 80 16.6
その他 4 39.75 85.5 16.6
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に掲載しています。当院では、各傷病に対する患者数は年間で10症例以下です。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術（その他のもの） 40 1.1 2.92 0 73.32 PCI
K5972 ペースメーカー移植術（経静脈電極の場合） 10 6.3 24.5 10 79.9
K5463 経皮的冠動脈形成術（その他のもの） 8 1.75 2.62 12.5 77 PCI
K597-2 ペースメーカー交換術 3 4 12.33 33.3 83
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 2 1 3.5 0 75
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に内科における手術を掲載しています。当院内科では、循環器の治療を行っており、虚血性心疾患（狭心症や心筋梗塞）に対する経皮的冠動脈形成や不整脈に対するペースメーカー治療が多くなっています。ペースメーカー治療はご高齢の方が多く、入院から手術までに20日前後かかる方や、治療後退院までに50日前後のリハビリテーション期間が必要な方も多くなっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 10 1.1 2.8 0 73.5
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 10 5.8 12.3 0 65
K4765 乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩鎖骨下郭清を伴うもの）・胸筋切除を併施しないもの） 4 1 10.5 0 69.2
K671-21 腹腔鏡下胆管切開結石摘出術（胆嚢摘出を含むもの） 3 7.6 32 0 81.3
K4764 乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む））） 2 1 11.5 0 57.5
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に外科における手術を掲載しています。
当院外科では、腹腔鏡下ヘルニア手術や乳腺悪性腫瘍手術の実績が多くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） 49 0.9 1.8 0 76.47
K270 虹彩光凝固術 1 22 17 0 68
K2761 網膜光凝固術（通常のもの（一連につき）） 1 30 20 100 64
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に眼科における手術を掲載しています。
当院眼科では、ご高齢の方の白内障に対する水晶体再建術が多くなっています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K300 鼓膜切開術 1 1 2 0 0
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に小児科における手術を掲載しています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 2 0.16
異なる - -
180010 敗血症 同一 1 0.08
異なる 1 0.08
180035 その他の真菌感染症 同一 1 0.08
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
　平成29年4月～平成30年3月に退院された患者さんを対象に掲載しています。
当院では、各傷病に対する患者数は、年間で10症例以下です。
更新履歴
2018/09/28
平成29年度病院指標を掲載しました。