お知らせ TOPICS
お知らせ2024年01月09日
臨床研究におけるデータ公開(オプトアウト)/神経障害検出における神経生理学的検査の有用性
※一部修正しました
「神経障害検出における神経生理学的検査の有用性」
この研究では、誘発電位・神経伝導検査などの神経生理学的検査を行った患者さんを対象としています。福岡中央病院脳神経センターにおいて、多発性硬化症(MS)、視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)、その他の脱髄疾患や脳神経疾患と診断された患者さんおよび健常者で、本研究へのご協力をお願いしています。
目的
誘発電位、神経伝導検査などの神経生理学的検査は、視神経・感覚神経・運動神経の機能異常を捉える検査です。特に視覚誘発電位(VEP)は視神経の機能異常を検出し、MSやNMOSD等で有用とされます。当院ではVEPは15分と30分の2つのチェックサイズを使用しています。VEPで2つのチェックサイズを使用することで視神経障害検出能が向上するか、またこれらの視神経障害の結果とその他の臨床パラメータとの関係性を調べ、神経機能異常の検出力の向上を目指します。
対象となる情報の取得期間
2020年5月1日から2023年10月31日までに当院にて視覚誘発電位の検査を受けられた方
研究方法
この研究への参加に同意いただきますと、問診や臨床記録(カルテ)から得られる範囲内で臨床情報を取得します。
取得する情報
年齢、性別、臨床診断名、血清・髄液採取年月日、発症年月日、既往歴、臨床症状、臨床所見、嚥下機能評価、治療の有無および反応性、臨床経過、血液検査結果(白血球数、白血球分画、CRP値、血沈、蛋白、アルブミン、M蛋白の有無・種類、免疫グロブリン値、補体、抗核抗体、抗SS-A/SS-B抗体、抗ds-DNA抗体、抗アクアポリン4抗体、抗ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白抗体、抗甲状腺抗体、自己抗体、甲状腺ホルモン、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸)、髄液検査所見(細胞数、蛋白量、オリゴクローナルバンド、ミエリン塩基性蛋白量、アルブミン値、免疫グロブリン値)、電気生理学検査所見(末梢神経伝導検査、運動誘発電位検査、体性感覚誘発電位検査、視覚誘発電位検査、電流知覚閾値検査、瞬目反射検査、針筋電図)、画像検査所見(頭部MRI検査、全脊髄MRI検査、頭部SPECT検査)など診療録から得られる情報を後方視的に調査します。VEPで15分と30分の2つのチェックサイズを使用することで視神経障害検出能が向上するか、またこれらの視神経障害の結果とその他の臨床パラメータとの関係性を調べます。加えて、その他の神経生理学的検査においても神経障害検出にどれくらい有用か、神経生理学的検査の結果と臨床パラメータとの関連を統計学的に検討します。取得したデータ・情報・試料は、匿名化された後、安全に保管されます。これらの検査によって得られたデータ・情報(診療情報など)にて検討します。
なし
研究対象者またはその代理人が求めた場合には、研究対象者が識別される試料・情報の利 用または他の研究機関への提供を停止します。研究利用の停止、そのほか質問したいことなどがありましたら、下記の担当者までご連絡下さい。
「神経障害検出における神経生理学的検査の有用性」
この研究では、誘発電位・神経伝導検査などの神経生理学的検査を行った患者さんを対象としています。福岡中央病院脳神経センターにおいて、多発性硬化症(MS)、視神経脊髄炎関連疾患(NMOSD)、その他の脱髄疾患や脳神経疾患と診断された患者さんおよび健常者で、本研究へのご協力をお願いしています。
目的
誘発電位、神経伝導検査などの神経生理学的検査は、視神経・感覚神経・運動神経の機能異常を捉える検査です。特に視覚誘発電位(VEP)は視神経の機能異常を検出し、MSやNMOSD等で有用とされます。当院ではVEPは15分と30分の2つのチェックサイズを使用しています。VEPで2つのチェックサイズを使用することで視神経障害検出能が向上するか、またこれらの視神経障害の結果とその他の臨床パラメータとの関係性を調べ、神経機能異常の検出力の向上を目指します。
対象となる情報の取得期間
2020年5月1日から2023年10月31日までに当院にて視覚誘発電位の検査を受けられた方
研究方法
この研究への参加に同意いただきますと、問診や臨床記録(カルテ)から得られる範囲内で臨床情報を取得します。
取得する情報
年齢、性別、臨床診断名、血清・髄液採取年月日、発症年月日、既往歴、臨床症状、臨床所見、嚥下機能評価、治療の有無および反応性、臨床経過、血液検査結果(白血球数、白血球分画、CRP値、血沈、蛋白、アルブミン、M蛋白の有無・種類、免疫グロブリン値、補体、抗核抗体、抗SS-A/SS-B抗体、抗ds-DNA抗体、抗アクアポリン4抗体、抗ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白抗体、抗甲状腺抗体、自己抗体、甲状腺ホルモン、ビタミンB1、ビタミンB12、葉酸)、髄液検査所見(細胞数、蛋白量、オリゴクローナルバンド、ミエリン塩基性蛋白量、アルブミン値、免疫グロブリン値)、電気生理学検査所見(末梢神経伝導検査、運動誘発電位検査、体性感覚誘発電位検査、視覚誘発電位検査、電流知覚閾値検査、瞬目反射検査、針筋電図)、画像検査所見(頭部MRI検査、全脊髄MRI検査、頭部SPECT検査)など診療録から得られる情報を後方視的に調査します。VEPで15分と30分の2つのチェックサイズを使用することで視神経障害検出能が向上するか、またこれらの視神経障害の結果とその他の臨床パラメータとの関係性を調べます。加えて、その他の神経生理学的検査においても神経障害検出にどれくらい有用か、神経生理学的検査の結果と臨床パラメータとの関連を統計学的に検討します。取得したデータ・情報・試料は、匿名化された後、安全に保管されます。これらの検査によって得られたデータ・情報(診療情報など)にて検討します。
なし
研究対象者またはその代理人が求めた場合には、研究対象者が識別される試料・情報の利 用または他の研究機関への提供を停止します。研究利用の停止、そのほか質問したいことなどがありましたら、下記の担当者までご連絡下さい。