医療法人社団 高邦会 福岡中央病院

病院紹介

理念・病院長挨拶

医療法人社団 高邦会の理念 PRINCIPLE
生命の尊厳、生命の平等

ご挨拶

治す、その先へ。
支え、未来の健康を、
ここから。

医療法人社団高邦会 福岡中央病院

病院長横井 宏佳Hiroyoshi Yokoi

福岡中央病院は、福岡市・薬院の地に、新たな医療の拠点として開院いたしました。

2026年1月より、生まれ変わる新しい福岡中央病院の病院長を拝命いたしました、横井でございます。私はこれまで急性期医療の最前線に携わるとともに、患者さんお一人おひとりの人生に寄り添う医療の在り方を大切にしてまいりました。その経験を生かし、福岡中央病院を、地域の皆さまにとって「より身近で、より信頼される病院」となるよう、築いていきたいと考えております。

病院と聞くと、「病気を治す場所」という印象をお持ちの方も少なくないかもしれません。もちろん、突然の病気やけがに対し、迅速かつ的確に対応することは、私たちの極めて重要な使命です。しかし、人生100年時代を迎え、高齢化が急速に進む現代において、医療には「治す」ことに加え、「日々の暮らしを見守り、必要なときに手を差し伸べる」役割が、より求められるようになってきています。

福岡中央病院は、「治す、その先へ。支え、未来の健康を、ここから。」という理念のもと、治療はもとより、予防、健康づくり、そして学びの場としての機能を大切にしてまいります。救急医療や手術体制の充実を図るとともに、質の高い健診・人間ドックを、より安心で快適な環境のもとで提供し、病気の早期発見・早期対応につなげてまいります。

さらに、高齢者救急や在宅医療にも積極的に取り組み、ご家族と医療者がともに手を取り合いながら、患者さんの生活と尊厳を守る医療を実践してまいります。住み慣れた地域で、その人らしく生き続けることを、医療の側から支えていくことも、これからの病院に課せられた大切な使命であると考えております。

また、福岡市中央区・薬院という利便性の高い立地を生かし、通院・受診のしやすさにも十分に配慮いたしました。体調に不安を感じたとき、健康についてあらためて考えたいとき、自然と思い出していただける――そんな「暮らしに寄り添う病院」でありたいと願っています。

私たちは、地域の皆さま、そして医療・介護に携わる多職種の皆さまの声に真摯に耳を傾け、ともに歩み、ともに未来をつくる病院を目指してまいります。福岡中央病院が、地域医療の新たな中核として、同じ高邦会グループである福岡山王病院とも緊密に連携し、皆さまの健康と安心を支える確かな拠点となれるよう、職員一同、誠実に取り組んでまいります。

今後とも、皆さまの温かいご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

歴史を受け継ぎ、
未来の医療を地域と共に
つくる新病院へ。

医療法人社団高邦会 福岡中央病院

名誉病院長 内藤 正俊 Masatoshi Naito

1926年に熊本逓信病院福岡支所として診療開始した当院は、1951年に福岡逓信病院として現在地に移転、2019年4月、国際医療福祉大学・高邦会グループが事業継承し、福岡中央病院へと生まれ変わりました。

地域の医療に貢献する当院の歴史を支えてきた建物は築50年を超えますが、今後より高いレベルの医療を安全安心に提供していくためには課題もみえてまいりました。地域のみなさまの一層の信頼にお応えすべく新病院を建築する運びとなり、2025年12月に完成、2026年1月に開院いたします。

免震構造、地上12階建て、延べ床面積は約22,600㎡で現在の約2倍になります。外来エリアは診察室、処置室などを増設する他、待合も広くゆったりしたつくりにいたします。病棟個室が現在の12室から80室になる他、リハビリテーションのエリアも大幅に拡充して、よりスムーズなご受診と快適な療養環境の実現を目指します。
また、福岡市や地域の企業様にもご利用いただいている人間ドックと健康診断を、予防医学センターを新設して集約し、建物ばかりでなく最新の機器を増設あるいは新規導入して診断機能の向上を図ります。

よりスムーズに、快適に。より高いレベルの医療を継続的にご提供する新病院をつくるべく、職員一丸となって取り組んでまいります。