医療法人社団 高邦会 福岡中央病院

診療科・センター

脳神経内科(脳神経センター)

脳や神経の病気を丁寧な診察と最先端の治療で治します

脳や脊髄、末梢神経、筋肉の病気を専門的に診療します。たとえば、うまく力が入らない、歩きにくい、しゃべりにくい、震える、もの忘れがある、頭が痛い、手足がジンジンして痛い、感じが鈍い、けいれんするなどの症状で困っているときは、脳神経内科を受診してください。

脳神経内科専門医10名(常勤8名と非常勤2名)が、脳波・筋電図専門医や老年内科専門医、老年精神科専門医とともに、豊富な診療経験と最新の医療機器に基づいた正確な診断と最新の治療を迅速に行います。
認知症の早期診断と治療、パーキンソン病の薬物治療とリハビリテーション、多発性硬化症や慢性炎症性脱髄性多発神経炎の免疫療法、神経難病や脳卒中回復期のリハビリテーションに力を入れています。
診療日時
月~土曜(祝日、年末年始を除く)
[診療時間]9:00~12:30/13:30~17:00
[受付時間]8:30~11:30/13:00~16:30
※土曜日は午前のみ
連絡先
[予約専用]TEL:092-741-5400
[お問い合わせ]TEL:092-741-0300(代表)

脳神経内科外来・入院診療

一般的な脳神経疾患から診断・治療が難しい神経難病まで幅広く診療します。専門医、理学療法士・作業療法士、看護師が、チームを組んで最新の薬物療法、リハビリテーションを行います。

もの忘れ専門外来

認知症専門医・老年精神科専門医が、脳と心の両面から正確な診断と治療を行います。

脱髄疾患専門外来

多発性硬化症/視神経脊髄炎や慢性炎症性脱髄性多発神経炎の早期診断と最新の治療を迅速に行います。

パーキンソン病専門外来

パーキンソン病をはじめとする神経難病・神経変性疾患を診療します。初期診断・治療導入からリハビリテーション、ケアまで幅広く対応します。

主な症状

  • 頭:頭が痛い、もの忘れがある
    眼:見えにくい、まぶたが下がる、ものが二重にみえる
    口:しゃべりにくい、のみ込みにくい、むせる
    手:震える、勝手に動く、力が入らない、筋肉がやせた、しびれた感じがする
    足:歩きにくい、ふらつく、力が入らない、足が細くなった、ジンジンする

    このような症状があるときは、受診されることをお勧めします。

主な検査

AI応用脳・脊髄・末梢神経MRI、脳波、誘発電位、神経伝導検査、筋電図、高次脳機能検査、神経血管超音波、抗神経抗体検査、髄液検査、マイクロニューログラフィー、SPECT/CT、PET/CT

主な治療

アルツハイマー病の抗体療法、神経免疫疾患の分子標的治療、パーキンソン病の薬物治療とリハビリテーション、抗てんかん薬、痙縮や顔面けいれんのボトックス治療、片頭痛治療薬など。

充実した脳神経内科の専門的な検査と脳神経内科専門医10名で治療方針を決定

パーキンソン病をはじめとするリハビリテーション

最先端の治療(2024年度)

病気 最先端の治療法 実施件数
アルツハイマー病 抗体治療(ケサンラ、レケンピ) 8件
多発性硬化症 最新の疾患修飾薬(ケシンプタ、メーゼント) 47件
慢性炎症性脱髄性多発神経炎 免疫グロブリン静注療法・皮下注射療法・抗FcRn抗体療法 32件
重症筋無力症 免疫グロブリン静注療法・モノクローナル抗体治療・抗補体療法 10件
視神経脊髄炎 モノクローナル抗体療法 5件
パーキンソン病 最新の薬物治療と運動リハビリテーション 4件