医療法人社団 高邦会 福岡中央病院

診療科・センター

肥満症センター

肥満症を、体重だけで考えない。

肥満症は、体重が多いだけの状態ではありません。高血圧、糖尿病、脂肪肝、睡眠時無呼吸、ひざや腰の痛みなど、さまざまな健康上の問題と深く関係しています。
当センターでは、体重の数字だけに注目するのではなく、体に起きている問題やその背景を調べ、一人ひとりに合った治療を一緒に考えます。
減量は、そのような健康上の問題を改善するための「治療」の一つです。
 
診療日時
月~金曜(祝日、年末年始を除く)
[診療時間]9:00~12:30/13:30~17:00
[受付時間]8:30~11:30/13:00~16:30
連絡先
[予約専用]TEL:092-741-5400
[お問い合わせ]TEL:092-741-0300(代表)

主な治療

肥満症はBMIや体重の問題にとどまらず、インスリン抵抗性・ホルモンバランスの乱れ・体組成異常・睡眠障害・日内リズムの乱れが複雑に絡み合い、HFpEF・CKD・動脈硬化・脂肪肝などの疾患の根本病態となります。当院では内分泌代謝専門医が主導し、体組成評価(InBody)・ホルモン精査・メンタル評価、心血管機能評価・必要に応じてCGMなどを統合した個別化アプローチで、「なぜ体重が落ちないのか」「なぜ心血管リスクが改善しないのか」を上流から解決します。多診療科・多職種が連携した総合的なチーム医療で、福岡発の新しいモデルを構築します。

肥満症センターの取り組み方針

肥満症は、食事や運動だけで説明できる病気ではありません。睡眠、生活リズム、体質、年齢、薬の影響、ホルモンの病気など、さまざまな要因が関係します。
当センターでは、肥満に関連する健康上の問題を確認するとともに、その背景も必要に応じて調べ、一人ひとりに合った治療を考えます。
糖尿病・代謝・内分泌内科を中心に、循環器内科、睡眠内科、肝臓内科、呼吸器内科、婦人科、整形外科などと連携し、必要な診療へ院内でつなぎます。
また、地域のかかりつけ医の先生方とも診療を分担し、専門的な評価や治療導入後も継続して診療を受けられる体制を整えます。

当センターの「3つの特徴」

①循環器×睡眠×代謝

肥満症に関連する高血圧・心臓病・睡眠時無呼吸・糖尿病などを、必要に応じて関連する診療科と連携して評価します。
 

②必要な院内専門科へつなぐ


肝臓・胆のう・膵臓内科・婦人科・整形外科などとも広く連携し、患者様の状態に応じて必要な診療へつなぎます。
 

③地域の医療機関と一緒に診る


病状や紹介目的に応じて、かかりつけ医の先生方と診療を分担します。

肥満と肥満症の違い

「肥満」は、BMIなどで判定される体の状態です。
「肥満症」は、肥満に関連する健康上の問題があり、医学的な減量治療が必要な病気です。

BMI & 健康状態チェック

①あなたのBMIは?

②健康上の問題について、当てはまるものをすべてチェックしてください。

※本チェックは受診の目安であり、確定診断を行うものではありません。
 

治療の流れ

肥満症の治療では、肥満に関連する健康上の問題を改善するために、医学的な減量治療を行います。目標は体重の数字だけではなく、血圧、血糖、脂肪肝、睡眠、関節の負担などを改善することです。
 

(1)まず、体の状態を確認します

BMIや体組成、血圧・血糖・脂質、脂肪肝、睡眠時無呼吸などを確認します。これまでの体重の変化、生活習慣、持病、お薬なども伺い、治療が必要な肥満症かどうかを評価します。 
 

(2)食事・運動・生活習慣を一緒に見直します

管理栄養士などと相談しながら、無理なく続けられる食事や活動量の改善を考えます。ひざや腰の痛みなどがある方には、体の状態に合わせた方法を提案します。
 

(3)必要に応じて薬物療法を行います

食事・運動などの治療を行ったうえで、保険適用の条件を満たし、医師が必要と判断した場合には肥満症治療薬を使用します。