医療法人社団 高邦会 福岡中央病院

肥満症センター

医療機関の先生方へ

  • 「肥満症かどうか判断に迷う」
  • 「薬物療法の適応だけ相談したい」
  • 「睡眠時無呼吸症候群や脂肪肝も含めて、一度全体を整理してほしい」
ーーそうした段階でも、お気軽にご紹介ください。
福岡中央病院 肥満症センターでは、肥満関連健康障害の整理、二次性肥満の評価、心腎代謝リスク、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝などを必要に応じて評価し、病態に応じた治療方針をご提案します。
当センターを窓口として、糖尿病・代謝内分泌内科を中心に、循環器内科、睡眠内科、呼吸器内科、肝臓内科、婦人科、整形外科など院内各科と連携します。
紹介目的を達成し病状が安定した段階で、原則として紹介元の先生方へお戻しし、必要に応じて併診を行います。

ご紹介いただきたい場面

1.肥満症の診断に迷う場合

「BMIは高いが、医学的な治療が必要な肥満症なのか、経過観察でよいのか判断が難しい」といった場合にご紹介ください。
肥満関連健康障害の有無や程度、内臓脂肪蓄積、体重推移などを確認し、治療の必要性を評価します。
 

2.薬物療法の適応を相談したい場合

食事・運動を中心とした治療をすでに行っているものの、十分な改善が得られず、肥満症治療薬の適応について専門的な判断が必要な場合にご紹介ください。
保険適用条件、併存疾患、これまでの治療歴、安全性などを確認し、薬物療法の適応を判断します。適応がある場合は、当センターで治療を導入し、効果と安全性を評価します。その後は病状や治療内容に応じて、紹介元の先生方と診療を分担します。
 

3.複数の肥満関連健康障害を一度整理したい場合

糖尿病や脂質異常症に加え、睡眠時無呼吸症候群、脂肪肝、心血管疾患、腎機能低下、運動器疾患などが重なり、どこから介入すべきか整理が必要な場合にご紹介ください。
肥満に関連する健康障害を横断的に評価し、優先順位をつけて治療方針を組み立てます。必要に応じて院内各科へつなぎます。
 

4.二次性肥満・内分泌疾患の除外が必要な場合

急激な体重増加、特徴的な身体所見、内分泌検査の異常、薬剤性体重増加などから、二次性肥満や内分泌疾患が疑われる場合にご紹介ください。
病歴・身体所見に応じて、甲状腺疾患、Cushing症候群、下垂体疾患、性腺機能低下症などを含めた内分泌学的評価を行います。

ご紹介後の流れ

1.ご紹介・予約

診療情報提供書と受診・検査予約申込書(FAX専用)に必要事項を記入の上、地域医療連携室までFAXでお送りください。なお、診療情報提供書は貴院の書式で結構です。
予約日時が確定後、ご予約の確認として地域医療連携室よりご連絡いたします。また、ご希望に添えない場合はお電話で別の日時をご案内します。
※24時間FAX受信は可能ですが受付時間外にお送りいただいた場合は翌診療日のお返事とさせていただきます。
 
宛先 福岡中央病院 肥満症センター(糖尿病・代謝・内分泌内科)
連絡先 地域医療連携室 電話:092-741-3310 FAX:092-741-3305
受付時間 8:30~17:30 / 月~土曜(祝日、年末年始を除く)

2.初診評価

病歴、体重推移、生活背景、身体所見、肥満関連健康障害を確認し、必要な検査を行います。体組成評価、血液・尿検査に加え、病態に応じて睡眠時無呼吸症候群の検査、心血管評価、肝線維化評価、内分泌検査などを追加します。
 

3.治療方針の決定

評価結果をもとに、食事療法、身体活動・運動療法、行動療法、薬物療法などから、患者さんごとの病態と生活背景に応じた治療方針を検討します。 必要に応じて循環器内科、睡眠内科、呼吸器内科、肝臓内科、婦人科、整形外科などと連携します。
 

4.治療導入・効果判定

治療導入後は、治療内容に応じて定期的に効果と安全性を評価します。体重だけでなく、血圧、血糖、脂質、肝機能、睡眠、身体機能など、肥満に関連する健康障害の改善も含めて評価します。
 

5.紹介元との診療分担

紹介目的を達成し病状が安定した段階で、診療情報提供書とともに原則として紹介元の先生方へお戻しします。継続的な専門評価や併診が適切な場合は、患者さんの状態と紹介元の先生のご希望を踏まえて診療を分担します。

逆紹介・併診について

当センターでは、紹介患者さんを長期に当院だけで診療することを前提としていません。
専門的な病態評価、治療方針の整理、必要な治療の導入を行い、紹介目的を達成し病状が安定した時点で、原則として紹介元の先生方へお戻しします。
その後も専門的なフォローが必要な場合は、定期的な併診など、地域の先生方と連携した継続診療を行います。

当センターで対応可能な主な評価・治療

  • 肥満症・高度肥満症の診断と重症度評価
  • 二次性肥満・内分泌疾患の評価
  • 糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症などの代謝リスク評価
  • 心不全、慢性腎臓病などを含む心腎代謝リスク評価
  • 睡眠時無呼吸症候群のスクリーニングと治療連携
  • 脂肪肝・MASH、肝線維化リスクの評価
  • 運動器疾患を有する患者さんへの配慮を含めた減量治療
  • 月経異常、不妊など女性の健康問題を含む院内連携
  • 肥満症治療薬の適応評価と導入
  • 治療導入後の逆紹介・併診

肥満症に該当するか判断が難しい段階でも構いません。
  「一度専門医に整理してほしい」という段階から、お気軽にご紹介ください。